HDMI と DisplayPort(DP)各バージョンの違い

HDMI はテレビメーカー主導でライセンス料が必要なのに対し、DisplayPort は PC・チップメーカーのコンソーシアムが開発したロイヤリティフリーの規格です。本記事では、HDMI 1.4/2.0/2.1 と DP 1.0/1.2/1.4 の帯域幅と対応解像度を比較し、それぞれの用途も紹介します。

HDMI と DisplayPort(DP)各バージョンの違い

1. メーカーの違い

HDMI はテレビメーカーが主導しているのに対し、DP は PC・チップメーカーのコンソーシアムによって開発されています。なお、HDMI はライセンス料が必要ですが、DP は不要です。

2. バージョンの進化

HDMI インターフェースは音声と映像の信号を同時に伝送できます。各バージョンの違いは次のとおりです。

  • HDMI 1.4 は最大帯域幅 10.2 Gbps で、理論上 1080P 144Hz、2K 75Hz、3840x2160/30Hz、4096x2160/24Hz に対応します。
  • HDMI 2.0 は最大帯域幅 18 Gbps で、1080P 240Hz、2K 144Hz、4K 60Hz、5K 30Hz に対応します。
  • HDMI 2.1 は最大帯域幅 48 Gbps で、2K 240Hz、4K 144Hz、5K 60Hz、8K 30Hz に対応します。

DP インターフェースについては次のとおりです。

  • 第 1 世代の DP は 10.8 Gbps の帯域幅に達しました。
  • DP 1.2 の帯域幅は最大 21.6 Gbit/s に達します。
  • DP 1.4 の帯域幅は 32.4 Gbps に達し、DSC(ディスプレイストリーム圧縮)技術を追加して、4K で 240Hz、8K で 60Hz に対応します。

3. 普及範囲

HDMI インターフェース:現在、スマートテレビとその周辺機器(セットトップボックス、ゲーム機、ノートパソコン、デジタルカメラなど)はほぼすべて HDMI を搭載しており、非常に幅広く使われています。さらに、主流の PS4 や Xbox ゲーム機も HDMI インターフェースを採用しています。

DP 接続:主に PC 分野で普及しています。さらに、AMD の Eyefinity マルチスクリーン連結技術には DP インターフェースが必要です。